お金のトラブルは離婚につながる

お金のトラブルは離婚につながる

⒈夫婦仲を簡単に裂いてしまうお金の問題

結婚式では、「健やかなるときも、病めるときも」というようにどんな状況でも夫婦は常に支え合い一緒に生きていくことを誓います。
しかし現実では、ちょっとしたきっかけで離婚をしてしまうことが多いです。
とくにお金のトラブルは、簡単に解決することができず、夫婦仲は最悪になります。

離婚についての統計を見てみると、結婚する夫婦に対して離婚をする夫婦の割合は、3組に1組から4組に1組と数字にしてみるとかなり高いように見えます。もちろんこれは少子高齢化、晩婚の影響で結婚をする人が少なくなっていることもありますが、夫婦の愛は永遠ではないことがわかります。

そして原因を見ていくと、お金の問題というのがとても多いです。
多い順でランキングにしてみると、上位に来るのは世帯主が生活費を渡さない、配偶者が収入に見合わない支出をする、ということが挙げられます。

最近では共働きをしている世帯が増えてきていますが、やはり家計は夫の収入が柱になっていることが多いです。
それなのに、最低限の食費や光熱費を渡さないでいるというのは配偶者を苦しめる行為にほかなりません。

⒉経済DVは「悪意の遺棄」として考えることができる

そのように必要な生活費を渡さないことを「経済DV」といわれて、離婚をする上で正当な事由となる「悪意の遺棄」として考えることができます。
このことを裁判で訴えれば有責配偶者となり、これまで渡されな生活費や苦しい生活に追い込まれたことに対する慰謝料などを請求することができます。

「経済DV」を受けていることを客観的に証明するためには、家計簿が証拠になります。
生活費として渡されていた金額を知ることができますし、それを無駄に使っていないということもわかります。

それから収入に見合わない支出については、いわゆる「浪費」というものです。
浪費癖は一種の依存症みたいなものですが、口で注意したところでそう簡単に治るものでもありません。

なぜそのようなことをしてしまうのかというと、理由はいくつもあって他人のためにお金を使うことで褒められたい、将来のことをよく考えていない、服や家電など欲しいものがあったら我慢することができないとう性格のためです。

また、これは実際に知人であった話ですが、旦那がオンラインカジノにハマってしまい、多額の借金を作ってしまったという事例もあります。
最初のうちは稼いでいたそうで、確定申告で会社から指摘され、結局配偶者にバレてしまったという経緯です。

(参考)オンラインカジノの賞金には税金がかかる!?確定申告のやり方をチェック

⒊なぜお金の問題が頻発してしまうのか?

依存症であれば病院に通って、投薬治療やカウンセリングを受けることで改善できますが、お金のことで相手のことを嫌悪している状態で、それを夫婦いっしょにやっていくということは難しいでしょう。

ましてや病院に行くことを嫌がれば、それ以上はどうにもなりません。

お金の問題なのは、借金を抱えているから生活費を渡さなかったり、浪費をするために配偶者に内緒でお金を借りるということが起こり得ることです。
配偶者であっても連帯保証人でなければ、返済の義務はないですが結果として家や車を失う事は考えられます。

せっかく好きになって一緒になった夫婦ですが、そのままの状態では共倒れになる危険性があります。
やはり自分の身と財産を守るためには、離婚をすることは避けられないのが現実です。